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9条はアジアと世界への約束――9条誕生ものがたり |
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9条が生まれたのは第二次世界大戦直後、1946年のことです。
その戦争において日本は、朝鮮半島や台湾を植民地として支配し、また、中国など東南アジアの国々を侵略しました。日本が侵攻した土地の人々は、日本語や日本名を押しつけられ、言葉や文化を奪われたり、重労働を強制されたり、意味もなく村を焼き払われたり、拷問の末に殺されたりしました。こうした行為によって、2000万もの人々の命をうばうという、悲しい歴史を日本はつくりました。
また、日本国内でも広島と長崎に原子爆弾が落とされました。沖縄では大規模な地上戦がおこなわれました。東京など大都市への空襲もあり、たくさんの街や命が失われました。戦争によって日本でも300万人が亡くなりました。
この戦争は、1945年、日本の「敗戦」によって終わりました。
戦争はアジアの国々、そして日本国内にも、深い傷を残しました。この傷跡から、人々は「罪のない人を殺したり、また殺されたりするような愚かなことは二度としたくない」と願いました。こうした人々の想いから、日本は「武力を持たず、戦争をしない」と憲法に記すことを決めたのです。
9条は、戦争によって大きな苦しみを与えてしまったアジアの人々への反省であり、二度と過ちはおかさない、という約束です。そして、平和な未来を築くという、世界への「誓い」でもあるのです。
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