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平和のメカニズムとしての9条 |
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誕生から60年がたつ9条はいま、日本でどんな位置にあり、どんな役割を果たしているのでしょうか。
・日本は9条を「無視」したの??
日本は9条によって「戦力をもたない」と決めました。しかし、「自分を守るため」と言いわけをして「自衛隊」をもち、世界でも有数の軍事力をもつようになりました。これは、9条の理念を無視し、世界との約束を破る行為です。
・9条が守る「平和」
強力な「自衛隊」をもつようになった日本。しかし、こうした状況だからこそ9条は大きな意味をもっています。そのひとつが、海外で武力を使わない、ということです。たとえば最近では、日本はイラクに自衛隊を派遣しました。しかし、そこで戦闘に参加することはできなかったのです。
また、日本は原則として武器の輸出を禁止しています。これは、世界でも例をみない先進的な決まりごとです。世界中で武器がやりとりされれば、武器はどんどん世界へ広まり、競い合うように強力になっていきます。日本はこの競争に参加しないことで、競争の拡大を防いでいるのです。
このように9条は、戦争や、世界の「武力競争」に日本が参加することを止める「歯止め」となり、また、国際的な平和をつくるメカニズムとしても機能しています。日本が9条をもち続けることは、日本と国際社会の信頼関係にも大きく役立っているのです。
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もっとしりたい「9条あれこれ」 |
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