日本という国に、「永久的に戦争をしてはいけない」と定め、国民に対して「戦争をするための軍隊をもたない」と約束した憲法9条。
じっさいにどんなコトが書いてあるのか、そもそもどんな生い立ちなのか、そして、いま現在どんな立場にあるのか――そんな「9条のあれこれ」を解説します。 |
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そもそも「ケンポウ」って何だろう? |
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そもそも憲法は「国」が国家権力を使って、好き勝手なコトをしないよう、「国」が守らなければいけないこと、やってはいけないこと、を定めたもの。
その「国がしてはいけないこと」を定めた主体は「国民」です。「国民」が国家権力によって、生活しづらくなったり、平和に生きていけなくなったり…そんなことがないよう、国に約束させたものが憲法なのです。
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…とあるように、憲法を守る義務があるのは、国家権力を使うことの出来る人たちで、憲法は、私たち国民の自由・権利を守ってくれるものなのです。 |
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憲法第9条とは? |
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憲法9条での「国家が(永久的に)してはいけないこと」が戦争です。そして戦争をするための軍隊も持たないと言う約束を、国民に対してしています。 |
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9条は、60年前の悲惨な戦争体験のもと、二度と戦争はしたくないという日本国民の思いとともに制定されました。同時に、旧日本軍がアジアの人々に行った残酷な侵略を二度と繰り返さないという約束が、9条には含まれています。 |
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もっとしりたい「9条あれこれ」 |
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